週間RECORD

週間1枚のアルバムレコード。閉店までのひと時として針を落とします。

 

NO.1 HIKŌ-KI GUMO ひこうき雲 荒井由実  1973

 

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久しぶりにブックレットを見ると

私には、少女が持っている鳥かごに一羽の鳥がいるように見えますが

しかし、後ろに見える窓は躊躇の開放があったかのようにも感じます。

素直さと切なさを散りばめたユーミンのファーストアルバムです。

5月10日(火)~ 14日(土)

 

NO.2 HEY JUDE ヘイ ジュード ザ・ビートルズ 1970

 

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シングルレコード、ヘイ・ジュードは

ポールがジョンの息子ジュリアンに捧げた曲とされていますが

ジョンは、ポールが自分とリンダのことを歌ったものだと

本人に言われたと言っているとのことです。

先日、封印していた(本人は否定していますが)といわれている

「イマジン」をカバーするとの情報の中でジュリアンは

少年だった当時、両親の離婚で傷心していた自分が

この曲ヘイジュードに励まされたと口にしていました。

あらためて詩を追ってみるとポールのやさしさが読み取れます。

そして今、争いの絶えない世界の中で傷ついているひとたちに

ジョンのメッセージをジュリアンが届けることの意味を

深く考えたいと思っています。

5月17日(火)~ 21日(土)

 

NO.3 NIGHT LINE  ナイト・ライン 阿川泰子 1983

 

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阿川泰子さんは、女優からジャズシンガーに転身し

おじさま達からアイドル的な人気を集め一世を風靡しました。

おじさまでなかった当時の私がどのような経緯でこのアルバムを

手に入れたのか今も不思議です。

シュガー・ボイスと言われていただけあって

やや幼い感じの甘い声と美貌がアンバランス的魅力ですが

このアルバムに参加しているビリージョエルほか豪華な作家陣による

スケールの大きな曲をさりげなく歌うセンスは今聞いても新鮮です。

5月24日(火)~ 28日(土)

 

NO.4 APRĒS UN RĒVE 夢のあとに ゲリー・カー 1983

 

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徹子の部屋にゲリー・カーがゲスト出演しているのを偶然見ました。

ニューヨークのタウン・ホールでデビューした際に認められ

与えられた1611年製の名器アマティで演奏したように記憶しています。

曲は思い出せませんが、演奏の後半、徹子さんのアップが映し出され

すこしして、一すじの涙が光りました。

徹子さんの涙と演奏の素晴らしさは感動的でした。

このアルバムの帯には、全身が芸術!とあります。

5月31日(火)~  6月3日(土)

 

NO.5 氷の世界 井上陽水 1973

 

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今でも一番よく聴いているアルバムです。

詩、曲、音(演奏)そして何より陽水の美しい声。

歌声がその時々で心地良かったり、切なかったりします。

シンプルな歌詞カードで名曲ぞろいのアルバムですが

今は亡き忌野清志郎との共同楽曲「帰れない二人」と

陽水の作詞・作曲「Fun」という曲が好きです。

6月7日(火)~ 6月11日(土)

 

NO.6 THE STING スティング SCOTT JOPLIN サントラ盤 1974

 

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映画「スティング」の面白さは

舞台となる1930年代のメンズファッションや

本物のクラシック・カーなどが登場したり

ギャング相手に頭脳による復讐を画策する展開などたくさんありますが

なんといってもスコット・ジョプリンのラグの効果的な使い方だと思います。

監督ジョージ・ロイ・ヒルのアイデアですが、彼自身の言葉によると

「そのいきさつには一番上の息子や13歳の甥が関係している」としています。

オーケストラの「ソラス」「エンターテイナー」もいいのですが

私はピアノ・ソロが好きです。

特に「ソラス」のもの悲しくもおおらかな曲調が

映像のムードを際立たせていたと思います。

6月14日(火)~ 6月18日(土)

 

NO.7 dollar brand・african piano ダラー ブランド・アフリカン ピアノ

 

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1969年10月22日

コペンハーゲンのジャズクラブ、カフェ・モンマルトルにおいて

南アフリカ出身ジャズピアニスト、ダラー・ブランドのソロピアノで

実況録音された名盤です。

当時南アフリカではアパルトヘイトの時代でした。

11分もある1曲目の「ブラ・ジョー・フロム・キリマンジャロ」は

苦悩に満ちたアフリカの大地を感じさせるといいますが

切れ目なく演奏される全8曲は

力強いタッチに時より漏れ聞こえる肉声が加わり

アフリカを全く知らないといってもいいくらいの私にも

シンプルにタイトルそのままのアフリカ的な雰囲気を

印象として強く心に残す素晴らしいアルバムです。

6月21日(火)~ 6月25日(土)

 

NO.8 HI-FI BLEND ハイ・ファイ・ブレンド HI-FI SET 1977

 

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ジャケット、インナースリーブ歌詞カードの

イラストが美しいアルバムです。

曲は、ユーミン ワールドの色が鮮やかです。

中でも「冷たい雨」「スカイレストラン」の別れの曲(進行形?)は

山本潤子さんが、女性の心情を見事に表現していると思います。

私は、ほろ酔いになると必ずといってもいいくらい

このアルバムを聞いていた時期がありました。

その名残が何曲かに印されているのです。

残念なことに。

6月28日(火)~ 7月2日(土)

 

当分の間、店頭販売のみ休業いたします。

週間レコードは、「続・週間レコード」として

再開する予定です。